活動内容

組織について

2025年度事業計画では、3年後のラジオ体操100周年に向けて、週1回以上ラジオ体操に取組む「ラジオ体操愛好者」2,064万人、直近1年間で1回以上ラジオ体操を実施したことがある「ラジオ体操実施者」4,054万人を更に増やしていくことを目標とし、

  • ラジオ体操の原風景である各地域のラジオ体操会に対する支援の強化
  • ラジオ体操を未来につなげていく子供たちへの普及活動の強化
  • ラジオ体操の裾野を拡大するためラジオ体操に取組んでいない人に「ラジオ体操を始めてもらう、続けてもらう」ための情報発信の強化

に重点をおきながら、ラジオ体操等の普及活動を一段と強力に推進することとし、(株)かんぽ生命保険、NHK、一般財団法人簡易保険加入者協会及び各地方ラジオ体操連盟、都道府県ラジオ体操連盟等の関係団体、更には1級ラジオ体操指導士、2級ラジオ体操指導士、ラジオ体操指導員と連携して、以下の施策を遂行する。

Ⅰ ラジオ体操等の講習会、研修会及び各種大会の開催事業

1.1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭、夏期巡回・特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会

(1) 第64回1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭
  開催時期 : 2025年8月17日(日)
  開催場所 : 広島県広島市
   晴天会場:広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)
   雨天会場:広島広域公園テニスコート屋内コート
(2) 夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会
  開催時期 : 2025年7月20日(日)~8月31日(日)
  開催場所 : 全国32会場
(3) 特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会
  開催時期 : 2025年5月18日(日)~10月5日(日)
  開催場所 : 全国5会場

2.その他のラジオ体操等の講習会、研修会及び各種大会

(1) キッズフェスタ
  独立行政法人国立青少年教育振興機構が主宰する「体験の風をおこそう運動」推進委員会が開催しているキッズフェスタに、ラジオ体操教室を出展する。
  開催時期 :2025年10月25日(土)、26日(日)
  開催場所 :日本オリンピック記念青少年総合センター
(2) 地方自治体、各種団体等が実施するラジオ体操イベント等での共催、後援等
  開催時期 :2025年4月~2026年3月(予定)
  開催場所 :全国5会場(予定)

Ⅱ ラジオ体操等の指導者の養成事業

1.一般向け指導者講習会、公認指導者資格認定試験、1級・2級ラジオ体操指導士向け講習会の開催

(1) 春季ラジオ体操講習会(指導者講習会、1級・2級ラジオ体操指導士フォローアップ研修)
  開催時期:2025年5月10日(土)~7月5日(土)
  開催場所:全国13会場
  ① 指導者講習会(指導者を目指す方及び現指導者を対象)
  ② 1級・2級ラジオ体操指導士フォローアップ研修
(2) オンライン指導者講習会
  開催時期:2025年7月13日(日)、7月17日(木)
  開催回数:1日当たり2回、延べ4回
(3) 秋季ラジオ体操講習会(指導者講習会、公認指導者資格認定試験)
  開催時期:2025年9月27日(土)~11月15日(土)
  開催場所:全国13会場
  ① 指導者講習会(指導者を目指す方および現指導者を対象)
  ② 公認指導者資格認定試験
(4) オンライン公認指導者資格認定試験
  開催時期:2025年11月~12月(予定) 
  開催回数:2日間、1日当り4回、延べ8回(予定)
(5) 1級ラジオ体操指導士特別研修
  開催時期:2026年1月~3月(予定)
  開催場所:全国4会場(予定)

2.特定の団体等を対象とした指導者養成の推進

(1) スポーツ推進委員を対象とした指導者講習会及び公認指導者資格認定試験
  開催時期:2025年4月~2026年3月(予定)
  開催場所:全国30会場(予定)
(2) 小学校教員向け指導者講習会
  ① 指導者講習会
   開催時期:2025年4月~2026年3月(予定)
   開催場所:全国10会場(予定)
  ② オンライン指導者講習会
   開催時期:2026年1月~2026年3月(予定)
   開催回数:2日間、1日当り2回、延べ4回(予定)
(3) 体育系大学、教育系大学、医療系大学等の学生を対象とした指導者講習会
  開催時期:2025年6月~2026年3月 (予定)
  開催場所:全国5大学 (予定)
(4) かんぽ生命保険社員を対象とした指導者講習会及び公認指導者資格認定試験
  ① オンライン指導者講習会
   開催時期:2025年7月~8月
   開催回数:5日間(1日当り3回、延べ15回を予定)
  ② オンライン公認指導者資格認定試験
   開催時期:2025年12月~2026年2月
   開催回数:7日間 (1日当り6回、延べ42回を予定)
(5) 簡易保険加入者協会と連携したラジオ体操指導者の育成
  簡易保険加入者協会が支援する自治体主催の健康増進講習会(健康タウン)、各種指導者講習会などを、主催者側のニーズに配慮しながら全国ラジオ体操連盟の公認指導者講習会とすることにより、ラジオ体操指導者の拡大を図る。

3.「ラジオ体操 みんなの体操 テキストブック」の改訂

2018年に発行した「ラジオ体操 みんなの体操 テキストブック」の内容を改訂して発行する。

Ⅲ. ラジオ体操等実施団体の育成事業

1.ラジオ体操等を実施する団体、個人への支援

(1) 地域のラジオ体操会に対する支援
  地域のラジオ体操会に対して、ラジオ体操指導者養成、ラジオ体操講師派遣、ラジオ体操関連物品の提供等の支援を行う。
(2) 職域でのラジオ体操に対する支援
  職域でラジオ体操に取り組む企業、事業所に対して、ラジオ体操指導者養成、ラジオ体操講師派遣、ラジオ体操動画の提供等の支援を行う。
(3) 自宅でラジオ体操を実施する人への支援
  全国ラジオ体操連盟ホームページの充実、SNSでの情報発信の強化等によりラジオ体操関連の情報提供の強化を図る。また、自宅でも参加が可能なオンラインラジオ体操講習会を開催する。                                                                                                                                                           
(4) 小中学校等でのラジオ体操に対する支援
  ① 小・中学校、教育委員会等が主催するラジオ体操講習会への講師派遣
   開催時期:2025年4月~2026年3月(予定)
   開催場所:全国10会場(予定)
  ② 「小学校ラジオ体操コンクール」の運営
   募集期間:2025年5月12日~9月12日
   応募学校数目標:200校(前年比155%)
(5) 地方自治体が主催するラジオ体操イベント等への支援
  地方自治体が主催するラジオ体操イベント、ラジオ体操指導者講習会等に全国ラジオ体操連盟指導委員等を派遣する。また、地方自治体の要望に応じて公認指導者講習会として開催する。

2.ラジオ体操優良団体等の表彰

ラジオ体操の普及奨励に寄与した功績の著しい団体または個人を対象として、かんぽ生命保険、NHKと共同で、全国表彰、地方表彰、府県等表彰を実施する。

Ⅳ. ラジオ体操等指導者の派遣事業

1.全国ラジオ体操連盟指導委員等の派遣

地方自治体、企業、小中学校等が主催するラジオ体操イベント、ラジオ体操講習会等に全国ラジオ体操連盟指導委員等を講師として派遣する。また、主催者からの要請を受けオンラインによるラジオ体操講習会も実施する。
  派遣時期:2025年4月~2026年3月(予定)
  派遣場所:全国100会場(予定)

2.1級・2級ラジオ体操指導士の派遣

地方自治体、企業、地域のラジオ体操会等が主催するラジオ体操イベント、ラジオ体操講習会等に1級・2級ラジオ体操指導士を講師として派遣する。
  派遣時期:2025年4月~2026年3月(予定)
  派遣場所:全国150会場(予定)

Ⅴ. ラジオ体操等に関する情報の収集及び提供事業

1.マスメディアを通じたラジオ体操普及に向けた情報発信

新聞、テレビ、雑誌、ネットメディア等からのラジオ体操関連の取材に積極的かつ適切に対応することにより、ラジオ体操普及に向けた情報発信を強化する。

2.「全国ラジオ体操連盟機関紙」の発行(2025年4月発行)

全国ラジオ体操連盟の活動内容やラジオ体操関連情報の周知を目的として、 2025年度版「全国ラジオ体操連盟機関紙(A4版8ページ物)」を発行し、ラジオ体操関係者、1・2級ラジオ体操指導士等を中心に35,000部配布する。

3.「ラジオ体操LOVEWalker」の配布

2024年7月に簡易保険加入者協会との共同で発行した「ラジオ体操LOVEWalker」を活用して、ラジオ体操を行っていない方、自宅でラジオ体操に実施している方を対象とした情報発信を継続する。
(1) 冊子での配布
  ラジオ体操のイベント会場やラジオ体操関係者等を通じて10万部配布。
(2) PDF版のホームページへの掲載、SNSを活用した閲覧促進
  全国ラジオ体操連盟及び簡易保険加入者協会のホームページ上にデジタル版「ラジオ体操LOVEWalker」を掲示し、ラジオ体操に興味を持つ方に閲覧いただける状況を維持。また、LINE、インスタグラム等で定期的に「ラジオ体操LOVEWalker」をお知らせする配信を行う等により、多くの方に閲覧してもらう仕掛けづくりを行う。

4.ホームページ、SNSを活用した情報発信

(1) ホームページ掲載内容のレベルアップ
  ラジオ体操愛好者、ラジオ体操実施者に対する情報提供機能の充実、利便性の向上に加えて、新たなラジオ体操ファンの獲得に向けてラジオ体操の魅力を訴求できるコンテンツの提供を行う。
(2) SNS(LINE、インスタグラム、X、YouTube)を活用した情報発信
  ラジオ体操愛好者、ラジオ体操実施者へのタイムリーな情報提供の充実に加えて、新たなラジオ体操ファンの獲得に向けてラジオ体操の魅力を訴求する情報発信を強化するとともに、全国ラジオ体操連盟、簡易保険加入者協会、かんぽ生命保険のホームページへの誘導を図りラジオ体操実施者数の引き上げにつなげる。

5.ラジオ体操指導者に対する情報発信の強化

(1) ラジオ体操指導者データベースの整備
  2025年度始の1級・2級ラジオ体操指導士あての機関紙送付に合わせて、情報登録依頼を実施し、順次情報のラジオ体操指導者情報の蓄積を行う。
(2) 情報提供コンテンツの充実
  ラジオ体操指導者の普及活動の取組み状況に応じた、普及活動に有益な情報提供コンテンツの制作を検討する。

6.地域のラジオ体操会に対する情報発信の強化

地域のラジオ体操会の活動支援を強化するため、地域のラジオ体操会の代表者の普及活動状況やメールアドレス、公認ラジオ体操指導者の有無等の情報を登録頂くデータベースを構築する。