活動内容

組織について

 2023年度事業計画は、「with corona」を前提とした「新しい生活様式」の中で、ラジオ体操・みんなの体操の一層の普及・発展を図ることとし、株式会社かんぽ生命保険、NHK、一般財団法人簡易保険加入者協会及び地方ラジオ体操連盟等関係団体と連携して、以下の施策を推進していくこととする。
 新型コロナウイルスの法令上の位置づけが「5類」に移行したことなどを踏まえつつ、諸施策の実施について検討していくこととする。


1 第62回1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭等
(1) 1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭
 ア 日時 2023年8月20日(日)
 イ 会場 晴天 赤レンガパーク 横浜市中区新港1丁目1番地(神奈川県)
      雨天 横浜武道館 横浜市中区翁町2丁目9番地10
 ※感染拡大防止のため、参加は事前申込制とする

(2) 夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会
 ア 日時 2023年7月20日~8月31日
 イ 会場 全国42会場(1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭を除く)

(3) 特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会
 ア 日時 2023年5月14日~9月17日
 イ 会場 全国5会場

2 全国ラジオ体操連盟指導者講習会及び公認指導者資格認定試験等
新型コロナウイルスの位置づけが「5類」に移行したものの、各種講習会参加者には高齢者が多いことなどから、新型コロナ感染予防策を講じた上で、会場の広さに応じて参加者人数を制限した事前申込制を継続する。
(1)春季指導者講習会・フォローアップ研修
   日程 2023年4月9日~7月16日
   会場 全国13会場
    ア 指導者講習会(指導者を目指す者・指導者を対象)
    イ 1級・2級指導士対象のフォローアップ研修
   ※2019年度以降中止していたフォローアップ研修を4年ぶりに実施する
(2)秋季指導者講習会・公認指導者資格認定試験
   日程 2023年9月3日~12月3日
   会場 全国13会場
    ア 指導者講習会
    イ 1級指導士及び2級指導士の資格認定試験
(3)特別研修(1級指導士スキルアップ研修)
   日程 2024年1月~2024年3月(予定)
   会場 全国3エリア(予定)
3 オンラインによるラジオ体操講習会及び公認指導者資格認定試験
(1)一般向けのオンラインによるラジオ体操指導者講習会及び資格認定試験
①全国連盟主催のオンラインによるラジオ体操指導者講習会及び資格認定試験
2021年度に試行実施した当連盟主催のオンラインによるラジオ体操指導者講習会及び資格認定試験の実施を検討する。対面による春季/秋季指導者講習会・資格認定試験に参加できない方に機会を設けることラジオ体操の普及推進につなげる。実施時期、回数等について速やかに検討する。
②自治体、企業等からの要望によるオンライン・ラジオ体操講習会
2022年度に企業、大学等6団体からの要請を受け実施したオンラインによるラジオ体操講習会が好評だったので、引き続き要請を受けて実施する。費用については主催者負担のもの。
(注)オンライン会議システムの都合上、1回あたり参加者100人を限度とする。なお、主催者の希望があれば、全国ラジオ体操連盟公認のラジオ体操指導員の資格が得られる内容の講習会(1時間30分でのラジオ体操指導者講習会)とする。
(2)かんぽ生命保険向けのオンラインによるラジオ体操指導者講習会及び公認指導者資格認定試験
オンラインによるラジオ体操指導者講習会及び資格認定試験を昨年度に引き続き、かんぽ生命保険の社員を対象に実施する。
① ラジオ体操指導者講習会
1回あたり参加者100人を限度に1時間30分でのラジオ体操指導者講習会を実施する。ラジオ体操指導者講習会の受講者には全国ラジオ体操連盟公認のラジオ体操指導員の資格を付与する。
実施予定日 7月~8月 5日間(1日当り3回) 延べ15回
② 資格認定試験
2022年度に実施した、かんぽ生命保険社員を対象にしたオンラインによる資格認定試験が好評のため引き続き実施する。
実施予定日 12月~2月 7日間(1日当り6回) 延べ42回
4 実施団体等の支援
(1)自治体、企業等主催のラジオ体操会に講師を派遣
   会場  全国100会場程度を予定
   ⇒ 感染対策を講じたうえで、個別に可否を判断。オンラインによるラジオ体操講習会の開催も検討。
5 教育機関等の支援
(1)教育委員会、小中学校等が主催するラジオ体操会に講師を派遣
   全国20会場程度を予定
   ⇒ 感染対策を講じたうえで、個別に可否を判断。オンラインによるラジオ体操講習会の開催も検討。
(2)体育大学等の学生を対象としたラジオ体操講習会の開催
   全国6大学程度を予定
   ⇒ 感染対策を講じたうえで、個別に可否を判断。オンラインによるラジオ体操講習会の開催も検討。
6 地方指導士の派遣
全国ラジオ体操連盟からの依頼に基づき1級・2級指導士が携わる普及活動
  会場 150会場程度を予定
   ⇒ 依頼元の自治体の感染予防策の徹底等を条件として、個別に可否を判断。
     オンラインによるラジオ体操講習会の開催も検討。
7 若年層への普及策の実施
(1)ラジオ体操ジュニア・リーダー制度の実施
全国ラジオ体操連盟約款で規定している「ラジオ体操等の指導者養成事業」及び「子どもの健全育成を図る活動」の観点から小学校児童等へのラジオ体操の普及活動は不可欠であるため、春季/秋季指導者講習会で募  集してきた。今年度も同様に参加者には認定証及び記念バッジの授与を予定。
(2)キッズ・フェスタへの出展
文部科学省の外郭団体である独立行政法人国立青少年教育振興機構が主宰する「体験の風をおこそう運動」推進委員会が開催しているキッズ・フェスタに、ラジオ体操教室を出展する。
① 第10回春のキッズ・フェスタ 2023年5月27日(土)
開催場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
②第12回秋のキッズ・フェスタ 2023年10月下旬(土)(予定)
開催場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
(3)「ラジオ体操キャラバン」の実施
2022年度に首都圏の5つの小学校に講師を派遣したが、引き続き児童にラジオ体操に親しみを持っていただくため、NHKテレビ・ラジオ体操で実技を担当している若手を派遣する。
8 関係団体等との連携強化
ラジオ体操の普及推進を強化するため、株式会社かんぽ生命保険、一般財団法人簡易保険加入者協会等と共同でラジオ体操会場データベース構築、情報提供の充実などの連携策を推進する。
9 その他の施策等
(1)地方自治体との連携
市民等の健康増進に積極的にラジオ体操を活用いただいている地方自治体と連携しラジオ体操指導者育成、健康で明るいまちづくり支援、高齢者の健康増進支援等を実施しラジオ体操の普及・促進を図る。
(2)地方ラジオ体操連盟の活性化
全国の地方ラジオ体操連盟との一層の連携強化策を実施し地方連盟の活性化を図る。2023年度は、試行的に岐阜県ラジオ体操連盟と連携し、岐阜県内のラジオ体操指導員の活用、岐阜県内のラジオ体操会との連携策を推進する。
(3)政府関係機関との連携
外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)及び日本スポーツ振興機構関係外務省、外務省の外郭団体であるJICA及びスポーツ庁の外郭団体(日本スポーツ振興機構)等の要請に基づく海外向けのラジオ体操指導を従来から行ってきていることから、海外への講師派遣の要望があれば対応することとし、また、海外からの訪日団などへのラジオ体操指導も要望があれば対応していく。
(4)全国ラジオ体操連盟事務局体制強化
2028年にラジオ体操制定100周年となることを踏まえ、ラジオ体操連盟事務局の体制を強化して、100周年記念行事等の検討を開始する。
10 会員への情報提供等
会員の皆さまの要望に応えるために適正・適時な情報提供を行っていく。
(1)YouTube、インスタグラム、LINE等を使用した情報発信
利用者が望む情報の提供を目指し、今後ともYouTube(動画系SNS)、インスタグラム(写真系SNS)、LINE(メッセージ系SNS)を活用し、幅広い世代の方に情報発信していく。
(2)連盟機関紙の発行
発行日 2024年3月  発行部数 35,000部予定
掲載内容 全国各地の活動レポート等活動状況、優良団体等全国表彰受賞者紹介、2024年度春季指導者講習会及び公認指導者資格認定試験のスケジュール等
11 ラジオ体操優良団体等の表彰
引き続き、株式会社かんぽ生命保険及びNHKと共催で実施する。